プロローグ

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「どれぐらい経っているんですか?」 先生に尋ねると事故にあってから3日が経っていることが分かった。 「そうですか。」 そう言って、ベッドに座ろうとして、体の向きを変えようと、右腕に力を入れようとした。 だが、出来なかった。そして、俺の体はベッドの上に倒れた。 「え・・・?」 右手が動かない。 「大丈夫かい?!」 先生が心配しながら俺の体を起こす。 「大丈夫ですけど・・・何で?」 俺は自分の腕と先生を交互に見る。いまだに何が起こったのか理解ができない。いや、したくなかった。
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