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大嫌いな体育の時間が終わり私は一人でノロノロと片付けをした。
次はどうせ昼休みだし,みんなと一緒に着替える気になれなかったから…わざと最後まで一人で残った。
あと少しで届くんだけどな…
最後の1つが高い所に仕舞わないといけなくて…てこずってしまった。
こんなんなら早く帰れば良かった…
そう考えた瞬間
ツルッ
右足が滑って
視界に入るものが目まぐるしく回っていく。
――――――――落ちる!!
そう覚悟してギュッと目を瞑り身体中に力を入れた……。
ドン
落ちた音も想像より柔らかいもので
身体中に走るだろうと思った激痛はあまりなく……
あれ……?何で……?
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