過去 春

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「気を付け 礼」 「ありがとうございましたー!」 がやがやと教室は帰りの準備をしている人で溢れ返った。 その中で両手を広げ伸び伸びとしていた男がいた。 「ふーぅっ、やっと学校終わったぁぁ。」 とそのまま机に凭れ掛かった。 俺の名は 沙那 雄二 性別は男で  年齢は16  背丈はまあまあで顔は大人っぽいどこにでもいるような人間だ。 自分で言うことではないが結構もてるぜ!とかいってみたり・・・ そんな俺が通うのは皐月学校、人数はやや大目の大型学校といったところ。 おれは高校2年になり、将来のことについて考え始めているが、これといった夢はなく、3年になればいいと考えている甘い考えをしている。 と、まあそんなところだな。 そんな俺の姿を見たある人が話しかけてきた。
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