駆け抜けて性春

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「そういえば竜二くんって写真とは全然違うカッコだけど…パンクなカッコはやめちゃったんだ?」「そういぅ訳じないけど…カズが死んでから…なんかそんな気分になれなくてさぁ」「またやればいぃじゃん!だってカッコいぃもん」竜二は思った。カッコいいとか関係なく、ただ俺を励ましてくれてるのだと・・・竜二は照れながらたずねた。「そぅかなぁ?」「うん!カッコいぃもん」「じゃあ、また明日からでも始めますかぁ」「うん!きっとカズくんも天国でバリバリのパンクバンドで頑張ってるよ」「アハハッ…だよね!あいつなら天国でメンバー集めてバリバリやってるよね」「うん!ぱんくす・のっと・でっと…アハハッ」「アハハッ・・・」竜二はこの時、リナがまぼろしではない事に喜んだ。
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