始原

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繰り返す毎日の中で、退屈に思いながら過ごす一日 「ねえ琉希…私達って…。」 「それ以上もう言うなや。もう終わった話だろ?頼むからもう止めてくれ頭可笑しくなるから…。」 椶邏の部屋に神妙な重い空気が漂う 「そんな事より椶邏!今日行くんだろ?」 時計に目をやりながら溜息をつく椶羅 「あー…もうそんな時間か。準備も終わってるし行く?」 二人は立ち上がり斑家を出る―…これから何があるのかも知らずに
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