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そして その武将は逃げる事を決意して 妻を連れて走り出した。
武将[逃げるぞ? あの山の大木の所まで]
妻[はい・・あなた]
武将達は 疲れきった身体を動かし大木まで走る。
平家の兵が 追いかけてくる。
無我夢中で走る 山の麓まできた時に 矢が飛んで来る音がした。
その瞬間 妻が倒れた。
武将[耀子!!]
武将は 妻の耀子の元に戻った。
耀子の背中には 矢が一本刺さっていた。
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