小5

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「えっ……。」 明るかった友達の表情が、一瞬にして凍った。 自分は、なんとなく友達が引いたのがわかった。 それと同時に、少しだけ悲しくなった。 『え……ちょ、どうした?』 「……。」 『え……。』 友達は、まるで珍しいものを見るかのように、こちらを見ている。 なんとなく、自分が普通じゃないということに気がついた。 「ユリさぁ、もしかして……幽霊見えるん?」
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