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俺には勿体無いくらいの秘書に心の中でたくさん感謝しながら
前髪を弄るチャミの手を掴む。
そのまま引き寄せればスッポリと腕の中に堕ちてきた。
「ユチョン、ご飯は?」
胸から顔を上げて上目遣いで聞いてきたチャミの鼻先にキスをする。
「ちょっとだけ…充電させて?」
もう一度チャミを抱き締めれば背中に腕を回された。
午後からまたつまらない会議が待っている。
それまで少しでもチャミの温もりを感じてたかった。
首筋に顔を埋めれば今朝方の痕跡が目に入る。
激しかった行為が甦り体が熱くなった。
会議まで結構時間あったよな?
良からぬ思惑が頭に浮かび俺は本能に素直に従った。
「ちょっ…ユチョン!?」
何かを察知してチャミが体を離そうとする。
本当、今日は諦めが悪いんだから。
抵抗しようとするチャミを無視して柔らかくて肌触りのいいラグに体を沈めた。
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