第伍夜~暁 紅輝~

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なんなんだこの人は? まぁ、大家なんだけど…… 部屋に着いた途端テレビをつけだしくつろぎはじめ 「テレビみてる間は話かけないで下さい。そういうの嫌いなんで。あっ!飲み物とか冷蔵庫にあるんで勝手に飲んでて下さい。」 とか言ってから20分ぐらいたった。 当然冷蔵庫を勝手に物色するつもりもなく、ただじっと待っていた。 「ッん!!!!…………たはぁ……」 「終わったの……?」 呆れ気味に言う。 「……そう言えばいたんですね。」 「………。 まぁ、とにかくいろいろ教えてよ……。」 侑希は鳩が豆鉄砲を食らった後にバズーカを食らったような顔をした。 「そうですねぇ…… 今日は忙しいし、やっぱ明日にしてもらえませんか?」 「い……忙しいってなにすんの!? 嘘かないでよ!」 「嘘じゃありませんよ。僕だってゴロゴロすんのに忙しいんですよ?」 「めっちゃ暇じゃん!!」
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