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外のひとけのない所に着くと、ヤンは振り返った
『さっきは、バカにしただな』
『気に障ったのなら悪かったな』
『いや、もぅ許さんけ』
余裕のある表情をしている
そして眼は…ヤル気だ
遠くから光弘の声が聞こえた
『やめろ スノー』
フェイク!誘った
目線を反らし、敢えて声のする方に顔を向けた
乗った!
ヤンは素早く踏み込んできた
早い!!
予想以上の踏み込みからの左!
かわしたが、頬をかすめた
その瞬間に合わせた左ボディ!
もらった!
何!ブロック!?
ヤンは素早く右腕を下げボディーを受けていた
その瞬間眼が合う!
同時に二人はバックステップでお互いの距離をとった
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