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陽色は鎌田の顔を上から靴のまま思いきり踏みつけた。
「グシャッ。」
鼻の骨の折れる感触が靴を通して伝わってくる。
客の鎌田「ぎゃあっ!!」
鎌田が悲鳴をあげて飛び起きた。
すかさずこめかみにハイキックを決める。
鎌田が後ろに吹き飛ぶ。
陽色「鎌田さんよ、
これでも俺はあんたにはよくしてきたつもりなんだぜ?」
鎌田が鼻とこめかみを押さえながら息も絶え絶えに言う。
客の鎌田「陽色さん、
ちょ、ちょっと待って下さい!
金はあるんです。
ただちょっと切れ目で体が動かなくて…。
すいませんでした!いや、ちょ…!!」
言い終る前に再び陽色は鎌田の顔面に蹴りを入れた。
鎌田は再び吹き飛び、起き上がれないでいる。
陽色は床に放り散らかされた金とブランド物をシャブの代金として回収し始めた。
鎌田がノロノロ起き上がり言う。
客の鎌田「い、今、金を下ろしてきます。
だから待ってて下さい!」
そういうと鎌田は服も着ずに部屋を出て行った。
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