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陽色「慧、お前ちょっと留守番してろ。煌也とジョイに会ってくる」
慧「え~~!つまんなーい!慧も一緒に行く!」
陽色「ダメだ。あいつらと一緒にいるのは危ない。すぐ帰ってくるよ。帰ってきたらラーメン食いに行こう。」
慧「ほんと?ゼッタイだよ?早く帰って来てね…。」
慧「…ねぇ陽色君。」
陽色「ん?」
慧「慧ね、怖いんだ。
陽色君が今のアブナイ仕事をしている限り、
いつかはパクられて離れ離れになる日が来るじゃないかって…。
それに自分でクスリやるのももうやめてほしーんだ…。陽色君前に言ったよね。
自分がこんな仕事をしてる以上、もしそうなったら俺の事待たなくていいからなって。
ケド、そんなの無理。そうなったら、
何のために慧今までの人脈全部切ってフーゾク上がって、電話帳も陽色君1件だけにしたかわかんないよ。もう慧には陽色君しかいないんだよ?」
陽色「大丈夫だよ。もうすぐバイの仕事も自分でやるのもやめる。
CDのレコーディングももう明後日だし、やっと音楽だけで生きていけそうなんだ。
お前を一人にはさせねーよ。
」
慧「ほんと?一人にしないでね。ゼッタイだよ?」
陽色「おう心配すんな!
じゃ行ってくらぁ。」
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