黒と白

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(どうやら…だいぶ寝てたらしいな…) 高い位置にあった太陽はもう沈もうとしている。 「…早く帰って寝よう」 今日はいつもより疲れた。しかし、あれは本当に夢だったのだろうか。 レイルは通ってきた獣道を見つけ、外へと向かう。 「ふぅ…やっと出た」 森を抜け、もとの場所へと戻る。 すぐ傍には、ばかでかい別荘が夕日を受けて哀愁を漂わせている。
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