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――夏休み二日目。
あれからサイラスさんに有ったことを全て話した俺は、サイラスさんと学園に戻って来ていた。
「うぁ…懐かしいなー」
「あれ?サイラスさんもこの学園出身なんですか?」
「まぁな。まぁ俺程ともなれば、もはや教わることもない位だったけどな」
…この人がこんなことを言うと本当の様に聞こえる。
まぁ事実だったんだろうけど。学生の頃から凄かったんだろうなー。
等と考えていると、いつの間にか目的地へと着いていた。
目の前にあるのは恐らくこの学園で最も大きく豪華なドア。
そう、俺は今学園長室に来ている。
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