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「…………はぁ」
話を終えた俺は部屋へと戻っていた。
サイラスさんも準備があるらしく、修行は明日からになった。
以前あの人に修行をつけてもらったときは、何度も泣きそうになった。いや、どSなんだって。ホントに。
まぁしかし、そのおかげで今がある。
あの人の教えが無ければもう死んでしまっていたかもしれないことも多々あった。
昨日がその良い例だ。
今回もきっと辛いものになるだろう。
けど、それで良いんだ。
皆と供にいるための目標ができた。
あとは――
それを目指して駆け抜けるのみだ。
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