供にいる為に

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朝、まだ日が出て間もなく、 「さて…………では、始めるとするか」 レイル達は別の場所よりも手軽だと判断したらしく、学園にいた。 「あの……いくつか疑問が…」 「却下する」 「いやいや、何でマッシュがいるんですか!?」 レイルが指す修練室の床には、ぐったりとしたマッシュがいた。 「お前の友達だろ?」 「そうですけど!じゃなくてどうしてマッシュがいるんですか!?」 「どうせなら一緒にと思ってな。安心しろ、同意の上だ」 「何で同意の上で気絶させられて更には縛られてるんですか!?」 「あいつの目がそれを望んでいた……………気がした」 「最後の何!?」
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