供にいる為に

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「…そういえば何でマッシュのこと知ってたんですか?」 「あぁ、この前ギルドに一緒に来てたろ。あん時だ」 レイルはなるほど。と納得し、再度サイラスに向き合う。 「じゃぁ…始めましょう」 「よし、じゃぁ肉体強化をしろ」 「…へ?いや、肉体強化もできなくなって…」 「いい。とりあえずやってみろ」 レイルは言われるがままに体に魔力を行き渡らせ、灰色の…黒とも白とも言えない魔力を纏う。 「……くッ」 しかし、それはあっという間に霧散してしまった。
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