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「クスクス…恐いか?」
「…っ…!お前は…!?」
少女は目の前の女の顔を見てクスクスと笑い出す
「何がおかしい!?お前はお清じゃないね!」
先程の弱々しい少女は消え今目の前にいる少女
否、化け物は妖しげに微笑む
瞳は赤に変わり年相応の幼い雰囲気はどこへやら
殺気と禍々しい黒い感情が辺りの空気を汚すかの様に漂う
「同族なのだから分かるか…ふむ…つまらんな。まぁいい。おい女」
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