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「個展…と、ここだ」 ガードマンにIDを見せ、ガラスのやたらデカいドアを開けると、フッと油絵の具の匂いがした。 「すいませーん…」 ……誰もいない? 受付もロビーも静まりかえっている。 でも、今日はココにいるって編集長が。 綺麗に磨かれた床にコツコツと足音を立てながら奥へ進む。 「うあ……」 眩しい光。 瞬間、俺は息を呑んだ。 .
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