真剣ゼミ

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今回のテストの平均は高く、全教科80点を超えるなか、俺はというと 40点 52点 34点 65点 72点というヒドい結果だった 七海「おっ!?あんたの顔色が優れないってことは・・・、テストの点数がまた悪かったってことだなぁ!」 このなんとも女らしさがない活発な野郎は七海(ナナミ)。家が近所で小さい頃から遊んでいる。 いわゆる幼なじみってやつだ 俺『うるせぇ~なぁ、そういうお前は何点なんだよ!?』 七海「ジャーン!」 答案用紙5枚全てを俺に見せつけてる 俺『えっ?なっ、なぜお前がそんなに!?』 突きつけられた答案用紙は全て90点を超えていた 俺『お前この前のテストは俺よりヒドい有り様だったじゃないか!?それなのに・・・。もしかして危ない薬をやってるんじゃないだろうな!!!』 七海「あんたバカァ~?薬なんてやるわけないでしょ!今回のテストはちゃんと勉強したのよ」 俺『お前が勉強!?この前だって一緒に勉強した時開始10分で寝た、お 前 が ?』 七海「へへ、今回は強い相棒がいるのよ!あんたには教えたくなかったけど、・・・仕方ないわねぇ」 俺『なんだよおい!早く教えてくれよ!』 七海「もぉ、少しは落ちついてよぉ。・・・答えはこれよ。」 七海は一冊の雑誌みたいな物を手渡し、去っていった
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