ゼ ミ と の 出 会 い

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ゼ ミ と の 出 会 い

七海に手渡された雑誌らしきものを自分の部屋で読んでみた 俺『ん?なんだ、雑誌じゃなくてゼミの説明書か。むりむり、どうせ三日で飽きちまうよ』 七海の例が脳裏をよぎる 俺『・・・一応読んでみるかな』 説明書【私達ゼミは皆様の個性を大切にするゼミです!なので部活を辞めるだとか、趣味を捨てて勉強するということは決してありません!そして私達ゼミは、毎日たった30分勉強するだけでいいのです!この勉強法で99%の・・・】 俺『三日坊主の俺だけど、これなら出来る気がする。いやっ、きっと出来る!』 急いで一階に降りる 俺『おかーさん!これみてよ!』 母親[なになに?真剣ゼミィ~?どうせあんたは続かないでしょ?入るだけ無駄よ] 俺『今回は違うんだ!』ちゃんと毎日続けてあいつを超えてやるんだ! 母親[あいつ?] 俺『いやっ!何でもない!今回はやる気が違うってことさ!』 母親[仕方ないわねぇ~、あんたは部活にしか目が無いみたいだし] これで俺もゼミ人になった
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