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その音に痺れを切らした徹は、玄関のドアを意気よいよく開けた。
徹『何時やと思うてんねんな?時間考えてチャイム鳴らせや!!』
女『・・・』
隣に住む人は、確か大学が一緒だと大家さんが住む前に教えてくれていた事を思い出す。
徹『せやけど、こんな夜中に鳴らして何十回も鳴らして出てこうへんとか居てへんのとちゃうん?しかも俺が住んでから、一回も見た事ないで!!』
女『・・・そしたら、電話貸してもらえる?』
徹『何でや?』
女『もし電話を掛けて出なかったらもう帰るから。』
徹は、嫌な感じがしたがチャイムが鳴り止むと思えばいいだろう。と思い女に電話を貸す事にした。
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