蒼崎爽也の過去、No.1

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「っ!!?」 人影は反射的に声のしたほうにナイフを投げ、その場から飛びのいた。ナイフは声のした方にまっすぐにとび、一瞬光ったのち、 ドカァーー―――ン!!!! けたたましい爆発音と共に、先程まで人影がいた木の上半分が吹き飛んでいる。その爆風を諸に受けたハズの人影は、爆風をまるで無視したように、軽々と地面に着地した。 「…………殺ったか?。」 爆風によって出来た煙で様子は伺えないが普通の人間では、それどころか化物すら、まず生きている所か、肉片すら残っていないだろう。 「何を殺ったというのかのう。」 「っ!!!??」 普通の人間や化物ならば だが。
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