episode1

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沈みかけた太陽の光が俺たちを照らす。 それを見つめながら感じる。 こうしている間にも刻々と時間は迫ってることを。 「ここのこの景色、二人で見んの何回目だっけ?」 「そんなの多すぎて覚えてないよ」 「それもそうか。 まず、初めてがここだしな」 「うん。あの時の真の素っ気なさったらないよ!」 「ん?そんな素っ気なかったか?」 「素っ気ないってもんじゃないよ! 私、殆ど一方的に話してたんだから」 ────────────── そうだっけ? あー!覚えてないんだー! いやいや!覚えてるって! 確かにあの時の俺は喧嘩はしなかったけど、学校サボるなんて当たり前だったしな。
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