3人が本棚に入れています
本棚に追加
朝、通学ラッシュが終わった頃。
俺は土手に寝そべり途中まで読んでた本を頭に乗せて目を瞑ってた。
自然を感じながら心行くまで眠りにつく。
そして、目が覚めたら学校に途中参加する。
これがだいたいの俺の日常だった。
でも、この日から俺の日常をガラリと変えたのが千夏。
お前だったんだよな。
今日もいつものように眠りにつくところだった。
「うわぁ!完全に遅刻だー!」
そもそも叫びながら走ってる時点で変な奴だと思ってた。
でも、千夏はただの変な奴じゃなくて
「キャッ!」
ゴロゴロと何かが転がる音がする。
徐々に音は大きくなってくる。
異変を感じて起き上がって土手の上を見上げると上から千夏がコロコロ転がり落ちてきたんだ。
最初のコメントを投稿しよう!