その手で、この力で

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「ふぅ、 仁、健太の力わかるか?」 「すいません、 でも健太は格闘で戦ってましたよね? だったら、自分の身体能力を上げるなにかじゃないんですかね?」 「・・・だな」 二人はそれぞれの剣を構えた 「クソ!」 アレックスは動揺したままだった 「奏! 新入りの身を頼む! 仁!いくぞ!」 二人がアレックスに切りかかった そうだ、二人を信じよう そう思ってオレは新入りの元に向かった 新入りの子はビックリした面持ちだった (大丈夫かい?) 「え、あ、はい」 すごい子供っぽい声だった (君の名前は?) 「あ、廣瀬義之(ヒロセ ヨシユキ)です」 ハハ、廣瀬・・・かぁ 同じ名字じゃないかよ (じゃあ義之君、ここは危ないから離れるよ) 「え、えぇと」 (話したい事はたくさんあると思うけど、 今は言うことを聞いてくれないかな?) 「わかりました。」
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