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ある晴れた始業式の朝
「ハァッ…ハァッ……ハァッ…ハァッ……」
「やべぇ、遅刻する!…」
僕は、始業式早々遅刻する事を避けるべく走っている
「お~い! 浩志!! 早くしろよ!」
約50m先から、親友の健吾が僕を呼んでいる
「健吾! 待ってくれよぉ!!…」
「…置いてくからな!」
「ぇ!? 無視ですか!?」
そう言って、健吾は走って先に行ってしまった…
どうも、僕は運動が苦手だ……
健吾は、大が付くほど運動が得意なのに…
・
・・・
・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・
「…よし! そこの角を曲がれば学校だ」
後少しで学校に着けると思うと、僕はテンションが高くなってきた……
ん?…もしかして、そこの角曲がる時に可愛い子とぶつかって……
何て事には、なら…無いよな…
いくら何でもベタ過ぎだよなぁ……ははは…
そして、僕は角を曲がる……
「「…わぁっ!?」」
2人は、誰かとぶつかってお互いしりもちをつく……
あれ?
もしかしてこれは、例のアレか!?……
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