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真也「何を怯えているんだろ…?」
真也は首を傾げながら魔神剣を構えた。
『第五刺客 邪珠吸収人間 智也 』
智也「ひぃぃぃぃ!!!!!」
智也はうずくまって怯え始めた。
その様子を見て、真也は戸惑っていた。
真也(確か智也は魔神になった僕が倒したってソル言ってたな。怯えてる人を斬るのは嫌だけど…この際仕方ないよね…)
真也は怯えいる智也の前まで歩み寄り、魔神剣を振りかぶった。
真也「たあ!!!!!!!!」
ザシュ!
智也「ぎやああああ!!!!」
真也は思いっきり魔神剣で智也を斬った。
智也は光と共に消えた。
真也「やっぱり、嫌な気分だなぁ…」
真也は少し暗い顔で俯いた。
しばらくして、真也の前に青い水晶が現れた。
青い水晶はユウナの姿に変わった。
真也はユウナを見た瞬間、目を丸くした。
真也(あれ?誰だろあの人…。見た事がない人だ…)
すると、ユウナはキョロキョロと何かを探すように辺りを見渡す。
やがてユウナは真也に向き直った。
ユウナ「オイオマエ。ラグナロクヲ、ミナカッタカ?」
ユウナは可憐な女の声に電子音が混ざり合った声で真也に尋ねた。
真也(あの声…。ミナツの声に特徴がそっくりだ!って事は…あの人も魔界機密兵器なのか)
真也は心の中でユウナが魔界機密兵器だと確信した。
ユウナ「マァイイ。ラグナロクハジバクシタ。モウイキテハイナイダロウ。ソノカワリ、オマエ、コロス」
ユウナは指を真也に向けた。
真也「ラグナロクって?」
真也は首を傾げ、ユウナに尋ねた。
ユウナ「オマエラノナカマノ、マカイキミツヘイキノコトダ」
真也「ミナツの事?」
真也は少し目を丸くした。
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