一章 試練

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ユウナ「タシカ、ソノヨウナ、ナデ、ヨバレテイタナ。ソレヨリ、ハヤク、ショウブ!」 ユウナは無表情で地団駄踏んだ。 真也は苦笑いをした。 真也「あぁごめんごめん!その前に、君はなんて名前なの?」 真也は魔神剣を構えた。 ユウナ「ワタシハ、ユウナ。デハ、イクゾ!!」 ユウナは真也に向かって走り出した。 『第六刺客 完全強化魔界機密兵器 ユウナ』 ユウナは信じられない速度で真也に近づいた。 真也「なっ!」 余りのユウナの速さに真也は動く事が出来なかった。 ボコッ!! 真也「ぐはぁ!!」 真也はユウナに殴り飛ばされた。 ユウナはまた高速で殴り飛ばされる真也に向かってくる。 真也(相手は機械…なら!!) 真也はユウナに魔神剣を向けた。 真也「サンダーブレイド!!!!」 魔神剣の先から巨大な雷が出た。 ユウナ「ナニッ!?」 高速で真也に近づくユウナは真也の攻撃を避ける事が出来ない。 ユウナ「キャアアアアアアア!!!!!!」 ユウナは真也の出した雷によって痺れている。 真也「今だ!!!!魔神豪鉄斬!!!!!!」 真也は魔神剣の強力な一撃をユウナにくらわせた。 ユウナ「グハアア!!!!!」 ユウナはその場で倒れた。 そして、光と共に消えた。 真也「ミナツ以外にも魔界機密兵器が居たのか」 しばらくして、真也の目の前に青い水晶が現れた。 水晶はミナツの姿に変わった。 真也「ミナツ!!!」 真也はミナツの姿を見た瞬間、明るい顔で叫んだ。 ミナツ「シンヤ!」 真也とミナツは駆け寄り合い、両手を握り合った。 真也「ミナツまた会えて本当に嬉しいよ!」 ミナツ「オレモデス!シンヤ!」
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