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真也「プロテクト!!!」
バンッ!
光線は真也の前のバリアーに当たった。
その瞬間。
真也「リバース!!!!!」
なんと光線はミナツの方へ向かっていく。
ミナツ「ワァ!!」
ミナツは逃げる間もなく光線に巻き込まれた。
ミナツ「ウワアアアアアアアア!!!!!」
ミナツは吹き飛ばされ、倒れた。
真也「ミナツ!!」
真也はミナツに駆け寄る。
すると、ミナツは体を起こした。
ミナツ「サスガデス、シンヤ。オレノ、マケ」
ミナツは少し身を乗り出す。
ミナツ「シンヤ。サキハ、ブジデスカ?」
ミナツはこの事が一番心配だった。
真也「うん。今も元気にしているよ」
真也は笑顔で答えた。
すると、ミナツは満足そうに目を閉じた。
ミナツ「ヨカッタ…」
ミナツはそういい残すと光と共に消えた。
真也「やっぱりミナツは沙希の事が一番心配だったようだね。ミナツのためにも頑張らないと!」
真也は顔を強ばらせた。
しばらくして、真也の前に青い水晶が現れた。
青い水晶はルミカの姿に変わった。
ルミカ「あら真也じゃない。こんな所で何してんのよ?」
ルミカはきょとんとして言った。
真也「試練だよ。みんなを蘇えらせるための」
ルミカは目を丸くした。
ルミカ「えっ!そうなの!?私今までずっと眠ってたから知らなかったわ」
ルミカは少し恥ずかしそうに下を向いた後、また真也に向き直った。
ルミカ「で?私はどうすればいいの?」
真也「僕と戦えばいいんだよ」
真也はニッコリとした笑顔で魔神剣を構えながら答えた。
ルミカ(バカ真也…なんか怖いわね…)
ルミカは苦笑いをした。
その後、ルミカは顔を強ばらせた。
ルミカ「この私と戦うんだったら、全力でかかって来ないと、死ぬわよ☆」
ルミカは双剣を構え、ウインクをした。
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