83人が本棚に入れています
本棚に追加
真也「僕はいつでも全力だよ。行くよ!!」
真也は顔を強ばらせた。
『第八刺客 魔界勇者 ルミカ 』
ルミカは足に意識を集中した。
すると、ルミカの足が光を纏った。
ルミカ「ふん、私の速さについて来れるかしら?」
ルミカは残像を残しながら、高速で真也に向かってくる。
真也「やあ!!!!!」
真也はルミカを斬ろうとしたが、見事に外れた。
真也「っ!早い!」
いつの間にかルミカは真也の真横に立っていた。
ルミカ「こっちよ!!!」
その後、ルミカは双剣で連続攻撃を繰り出した。
真也「くっ!!ぐはっ!!うわ!!」
真也はルミカの連続攻撃に太刀打ちが出来ない。
ルミカは突然連続攻撃を止めた。
真也は怯んでいる。
ルミカ「行くわよ!!!!」
ルミカは双剣を掲げた。
ルミカの双剣は青色のオーラを纏った。
そして、ルミカの姿が消えた。
ルミカ「秘技!!!豪華剣乱!!!!」
すると真也の体が、青く細長い無数の光によって斬られていく。
真也「ぐはああああ!!!!!」
真也は傷口から血を吹き出して倒れた。
すると、真也から少し離れた場所にルミカが現れた。
そして、双剣の青い光のオーラは消えた。
ルミカは、ふんっ、とそっぽを向いた。
ルミカ「べっ、別に本気じゃないんだからね!?」
どうやらこれがこの技の決め台詞らしい。
真也「リーフ…!」
真也は自分の体力を少し回復し、ゆらゆらと立ち上がった。
真也(強い…。僕と稽古をしていた時はこんなに強くなかったのにな…。恐らく稽古が終わってからトリートで修行していたのかも…)
真也は心の中で思いながら顔をしかめた。
最初のコメントを投稿しよう!