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今までの思い出。どんなに私に感謝しているのかなど。 見舞いに行かなくなった事を非難するような文章は1行すらもなかった。   妹は自分がいずれ死ぬという事を分かっていたのだろうか? 知った上で、恨み言も言わず私に接していたのだろうか? 今まで姉ぶっていた私が受け入れられなかった死を、泣き虫だった妹は受け入れていたのだろうか?   日記の最後のページにはこう書かれていた。 「今までありがとう。お姉ちゃんの妹で本当によかった」と。   私は姉として、どのような姉でいればよかったのだろう? 今考えても遅いが、いまだに答えが出せないでいる。
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