~第一章~

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  光が消えた。 彼女が貴明を見て口をパクパクしている。 貴明は自分をよ~く見てみた。 「ん~?ん!?なんだこりゃ!」 貴明は変わっていた。姿形が目の前にいる美少女と全く同じである。 「――え?」 それだけではない。声も高くなっていた。 貴明はドリリンをはめた薬指を見た。しかし薬指には何もない。 「これ、ほ、本物だ。願いを叶えると、消えるのか」 残りのドリリンはあと三つ。 「あ、あんた」 彼女は口を開いた。 「見たことない魔法だわ。ちょっと来なさい」 「へ?」 貴明は金髪美少女、可憐に引きづられた。 「ど、どこに行くんですか?」 「私の家」 感動した。これはお誘いだ。オーケーのサインだ。でも今、自分は女の姿だ。
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