握った手

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主人公は私と同い歳。     親近感があり、なにより私としんごの関係に少し似ていた。     幼馴染みの純愛物語     「なぁ…愛は好きな奴いないのか…?」     「ぇえ~?なんでしんごに言わなきゃいけないの?」     数学のノートの端に鉛筆で     …好きだから…     と     私はガタンっと机を倒し立ち上がった     「なっ…なぁ…な…」     上手く舌が回らない     先生の「どうした?」と言う声も今の私の耳は届かない。     顔が真っ赤な私は気を失ってそのまま床に倒れた
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