二人の約束

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私たちは色々な話をした。 会ったことはなくても親友だと思った。 心のうちを話せる数少ない友達だった。 私は、知り合いに 「高校生から文通している人がいる」 って自慢したんだ。 そうしたら 「すごいね、そんなに続いてるなんて。 ソウルメイトかもしれないね」 って言ってた。 すごく嬉しかった。 『今はまだ時間もお金も余裕が無くてダメだけどいつかきっと真理が住んでいる街へ行くよ』 そう手紙に書いた。 そんな時、 真理から、ある提案があった。
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