変化

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秋「うーん……すぐ済むの!そ…その……プレゼント……」 秋は恥ずかしそうに言った 桃「……プレゼント?」 秋「そ、そう……その……か…彼氏の」 桃「お菓子の?」 秋「違う違う!涼くんにあげるんだ」 ガクッとこけそうになるのを我慢して慌てて否定する 桃「涼くん?2組の?」 秋「そ、そう……だ、だから、桃について来て欲しいの……」 桃「……お兄ちゃんに、言ってみる」 何となく気持ちが伝わった桃はカバンから携帯を取り出すと仁汰の番号にかけた プルルルルルルル... 仁「もしもし、どしたの、桃?」 電話の向こうから優しい声が聞こえる 桃「お兄ちゃん。あ、あのね…今日のお迎え……少し遅く……」 仁「…何かあった?」 桃「秋ちゃんが、お菓子のプレゼント買うんだって」  
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