変化

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秋「ね、すぐ済んだでしょ?」 桃「うんっ、でも秋ちゃん、それ誰にあげるの?」 秋「は、はい?桃、さっき聞いたじゃん」 桃「ほえ?聞いた……?」 首を傾げて何やら考え始めた桃 秋「も…もう、いいから」 はあ、とため息をついて桃の手を引っ張り、行くように促した 流「んん?」 修「どした、流?」 流「あれ」 流が指差す方を見てみると見慣れない制服の高校生ぽい数人が歩いてきていた 流「各員、警戒態勢。桃様の警護を」 胸にしまってあったトランシーバーで他の仲間に連絡する 修「なあ、流。お前…それ楽しんでないか?」 流「違うぞ、修平隊員。桃様を守る任務だ」 真面目な顔をして言う流に半分呆れながら、修平は見守ることにした  
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