変化

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静「じゃあ、チョコでどうかな……?」 そう言うとポケットを探って一口大のチョコを取り出した 桃「ほ…ほんと?」 少し顔をあげて自然な上目遣いで静を見つめる桃 静「っ……うん、あげるよ」 桃に一瞬ドキッとした静だったが、悟られないよう平常心を意識した 秋「えっと、ここを右」 3人が道の角を右に曲がると大通りに出た その少し後ろから電柱や看板に隠れながら尾行する2人の姿があった 修「なあ、桃ちゃんて…どんだけ純粋なんだろ」 流「あれが桃様の魅力だ!浅中No.1は伊達じゃないんだ!」 修「てか、何話してんだろうな」 流「……気になんの?」 修「そりゃ…お前、あいつが誰か分かんねえし」 流「先輩にチクるぞ」 修「は?何を?」 流「修平が桃様に恋してます!って」 修「ちょーと待て!まず否定しておく。それと、お前…冗談でも言うなよ!?」  
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