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バタン
「着いたぞ、降りろ!」
目的地に着いたらしくさっきまで運転していた男がドアを開けて怒鳴る
秋「何なのよ……もう」
桃「ぅ……」
桃は秋の服の裾を握って離さなかった
ロ「さあ、もう少し……もう少し」
静(……反吐が出る)
汚物でも見るような目でその男を見る
倉庫の出入り口を開けその中へと入っていく
「「「ちわーす!!」」」
「ちわーす、大さん何か収穫ありました?」
大「あった、あった!極上の美少女をね……グヒヒ」
「あ!静さん、いらしてたんですか?」
話しかける男の顔が更に笑顔になる
静「ああ、街でな」
「街…ですか、そういえば浅石の奴ら見ましたか?」
静「いいや、この子たちなら見つけた」
淡々と話しながら、後からついて来た二人を指差した
「うはー!よく見つけましたね」
大「俺が見つけたんだぞっ!」
横からいきなり会話に割って入ってきた
静(……上は…何を思って…こんな奴を)
心の底から自然と怒りが湧き上がるのをこらえて静は秋たちを引っ張って行った
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