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静「君の鈴は茶色、鈴持ちでは一番下!僕が何しようと君に指図される筋合いはない」
大のベルトから鈴を引きちぎるとそのまま投げ捨てた
大「くっ…くそ!」
静「さて、誘拐はしちゃったから……最後まで役を演じなよ?」
そう言って静は立ち上がり秋たちの所へと行った
秋「っ……いたたた」
桃「ふあぁ……」
二人の手足を縛っていたロープをナイフで切ると静は二人を立ち上がらせた
静「君たち二人には最後まで人質としていてもらう」
秋・桃「え……?」
静「大丈夫……手出さないし、多分もうすぐ終わるよ、ほら」
そう言って静は二人に耳を澄ませるように促した
どこからか無数のエンジン音、バイクらしき爆音が段々と近付いて来ているのが分かった
静「おい!そこの!下に行ってろ」
大「っ……くそ!!」
荒々しく立ち上がるとすぐに部屋から出ていった
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