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仁「翔太ー!!あれかー!!!」
先頭を走っていた仁汰がすぐ後ろの翔太に大声で話しかける
翔「そうだよー!!!」
その様子を見ていた海斗が呆れたように驚く
海「お前ら、よく通じるな……こんなんで」
工場地の道路いっぱいに光るたくさんのライト
その光の列は何百メートル後ろまで続いていた
仁「桃……どこの誰だろうと、たたっ殺してやる!」
ハンドルを握る手に更に力が入る
海「たかだか妹の誘拐に、これだけ集まるんだ……達也さんの気持ち、分かるなあ」
ミラーで後ろの光の列を見て海斗は自分の中で納得していた
翔「ふっ……久々に仁くんの暴れっぷりが見れる」
翔太は仁汰の後ろ姿を眺めながらどこか楽しそうに後ろをついて行っていた
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