495人が本棚に入れています
本棚に追加
静「だーからさ……君のその顔は反則なんだって……!」
静は頭をくしゃくしゃかきながら困ったように笑った
秋「静…さん……あなたって、本当にいい人ですね」
静「はは…少し違うかな?」
そう言いながら腰にぶら下げた黒い鈴を二人に見せた
桃「黒い…鈴?」
秋「それって?」
静「黒鈴の象徴みたいな?それで、下から順に…茶、紫、黒、白ってあってね…」
桃「あ、2番目だ」
秋「って事は強いってことですか?」
静「…そうだね。ちなみに茶色と紫色の実力はほとんど変わらない。黒と紫では次元が違う…かな?」
桃「す…すごい……!」
秋「じゃ、じゃあ、白色は……?」
秋の疑問に少し険しい表情になる静
静「白は…ね……黒鈴のトップとそれに許された者が、持つ事を許されるんだ」
秋「へえ……でも、それが、静さんが自分の事を悪いって言う理由にどうしてなるんですか?」
静「君……結構、鋭く突くね」
静は苦笑いを浮かべて壁にもたれかかった
最初のコメントを投稿しよう!