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「上の指示が無いとしても、あんたらを好き勝手させる訳にはいかない」
仁「俺も、お前らに指図される筋合いはない」
そう言って仁汰は強引に間を割って進もうとした
ガッ
「それを好き勝手って言うの」
その内の一人が仁汰の肩を強く掴んでその場に引き止めた
仁「……なら、本気でやる?」
その掴んだ手の指を一本逆方向へと曲げた
「ぁ゛っ……ゅ!指がっ!痛ぇ゛っ……っ」
「てめえ!!」
静「ふふふ……いいよ。僕が許可しよう……殺り合おっか」
静はどこからかフワッと現れると怪しい笑みを浮かべて言った
仁「……あんた…誰?」
静「答えが欲しいなら、求めにきな……お兄ちゃん……?」
そう言うと静は不良たちの奥へと姿を消した
仁「待てっ……」
後を追いかけようとした仁汰だったが周りの不良たちが取り囲んだ
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