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仁「ほほう、気持ちがない……つまり、桃をもてあそぼうとした訳だな」
流「えっ!先輩、何か違うほうっ……!!」
流の首を絞める腕に更に力が入る
仁「流……お前って奴はー!!!」
流「ぎっ……ぎぶ…ぎ、ぶっ!ぎぶ!!!」
海「翔太、止めなくていいの?あれ」
翔「大丈夫、適任者がいるよ」
にこっと笑うと翔太は指差した
桃「お兄ちゃん、いじめちゃダメだよ!!」
少し怒った顔で桃が仁汰に言った
仁「も…桃……」
桃「桃…そんなお兄ちゃん、嫌いっ!」
嫌い...嫌い...嫌い...嫌い...嫌い...
仁「き…嫌い……?」
流の首から仁汰の腕がさっと降りる
流「はっ…はあ……はあ…ぁ…ぶねぇ……」
もう少しで逝ってしまいそうな状況からの解放
仁「う…うわぁぁぁっっ!!!!」
悪夢のような桃の言葉に現実からしばし逃走
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