関わり

35/44
前へ
/753ページ
次へ
秋「で…でも…私……好きな人いる…から」 恥ずかしそうにしながらも申し訳なさそうに秋は言う 修「わ、わ、分かってんだけど!ま、前から、聞いてたから」 翔「うひょー……ドキドキする」 その様子を見ながら小声で呟く翔太 海「仁汰も恐いけど……翔太もある意味…怖いな」 離れた所から静観している海斗が独り言を呟いた 修「いいんだ……涼…だろ?篠原にはあいつが似合ってる……から、さ」 目に浮かぶものを必死に奥へ奥へと追いやる 秋「………じゃあ」 翔「…ドキドキ……ワクワクっ………」 表情は真顔だが、言葉は完全に面白がっていた 修「………………」 気まずさと怖さからか修平は下を向いた 秋「…………待っててくれる?」 修「……は?」 その言葉に思わず顔をあげる修平  
/753ページ

最初のコメントを投稿しよう!

495人が本棚に入れています
本棚に追加