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桃「ゆーお姉ちゃん、どうしたの?」
眠たそうに目を擦りながらトイレから出てきた桃
さっき起きてきた様子で、まだ半分寝ぼけているようだった。
柚「あ、桃。仁兄、起こしに行くの。桃はリビング行ってな?」
一瞬止まった後
桃「……桃が起こしに行く。」
そう言うと階段をトタトタと駆け上がって行った。
柚「フフフ……桃はお兄ちゃん想いだねえ。」
少しの間その場に立ち止まっていたが
リビングからの声が聞こえて、はっと我に返った。
美「ゆず!?桃も起こしてきてー!みんな、遅刻しちゃうっ!」
柚「え……わっ!もう8時過ぎてるっ!」
壁にある時計を見てみると針は8時5分を指していた。
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