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仁「ん~……まだ……眠てえよ……」
ゴニョゴニョと寝言のように呟く仁汰
桃は思いっきり息を吸うと精一杯叫んだ
桃「お兄ちゃんっ…朝だよー!」
しかし、どれだけ大きな声を出そうとしても
桃はそんなに大きく声を出せない。
当然、仁汰に聞こえる訳もなく
仁「……スー……スー…」
気持ちよさそうに眠る仁汰
桃「むむむ~………」
一向に起きようとしない仁汰に怒ったのか
桃はほっぺたをぷーっと膨らますと
もう一度、仁汰の体を揺さぶろうとして手を伸ばした
その時
ガシッ
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