始まり

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柚「…いろいろ、心配して損した!あたしばっかり…何かバカみたい」 後にいくにつれて段々と小さく呟く柚子 仁「はあ…」 仁は一息おいて、ぱっと起き上がると そのまま立ち上がって柚子の後ろに立つと 柚子をふわっと後ろから抱きしめた 柚「あへ……!?」 柚子は自分の口から出てきた言葉にびっくりした 仁「…ありがとう。いたずらでも心配してくれて」 柚「え…そっ…いたずらて!」 ぎゅう 仁「久しぶりに、柚子の泣いたとこ見たなあ」 少し抱きしめる力を強くしながら、仁汰は柚子の耳元で優しく囁いた 柚「あ…あ…あれはっ」 少し恥ずかしくなった柚子は上手く喋れないでいた  
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