学校

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柚「仁兄っ!翔太先輩が可哀想でしょ!?」 仁「大丈夫、大丈夫。いつもの事だから」 柚子の言葉を適当に流すとスタスタと先を歩き出した 柚「ま、待ってよ、仁兄~」 うずくまる翔太を置いて柚子も仁汰を追いかけていく 翔「はは、ははは……やっぱ兄妹だなあ………いたたた」 痛い所を抑えながら悲しそうに納得すると、すっと立ち上がって仁汰達を追いかけていった 仁「で、何か用?」 翔「お、その冷たい態度もいいっ… ばきっ 柚「ちょっ!」 慌てて柚子が翔太に近付こうとすると 翔太はにかっと笑って「大丈夫」っとジェスチャーした 仁「で?」  
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