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翔「仁くーん、あれま」
少し遅れてきた翔太は
辺りに散らばって倒れている男達を見て驚いた
翔「そこまで?」
仁「翔太、お前その子…頼む」
仁汰は怒りを抑えながら冷静に翔太に言った
翔「え、あ……うん」
翔太は地面に座り込んで泣いていた麻由美の方に近付いていった
柚「っ…ぐす……ふ…ぇ…ひっ…く…」
仁汰は柚子の側に近寄りしゃがむと優しく喋りかけた
仁「……柚子?」
柚「…ひっ…く…お…兄…っ…ちゃ…ん…?」
仁「うん、柚子?悪い奴ら…お兄ちゃんが倒したからな。」
仁汰は優しくそう言いながらポンっと柚子の頭に手を置いた
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